でべそ・ケロイド(傷跡)

ケロイド治療

ケロイドとは

 怪我や火傷、手術などの傷口が赤く盛り上がってしまう症状の事です。感染や血行不良などで傷の治りが遅れたり、術後の傷跡の張力が強くかかった場合に体質・ホルモンなどの影響で線維芽細胞という傷の修理役がコラーゲンを異常に多く作る事が原因とされています。ケロイドには数種類あり、@傷の大きさにそって盛り上がる赤く硬いものを[肥厚性瘢痕]と言い、これは誰にでも発症する可能性があり1年〜数年で菱縮性の瘢痕になる場合があります。A体質が関係するもので、時間が経過しても、治癒する事がないものを[瘢痕ケロイド]と言い、治療しても体質により、更にケロイドになる場合があります。B軽度の皮膚損傷(BCG注射・虫刺され等)でも起こる場合がある[真性ケロイド]と言い、真性ケロイドは元の傷の大きさにより拡大し、腫瘤状に盛り上がる場合があります。

内服薬(リザベン)とは

商品名(セキシード)(トラニラスト)(セシリノール)(バリアック)(リザモンド)など
 主成分はトランラストです。アレルギー性の鼻炎・皮膚炎の治療薬として使用されています。リザベンを服用する事により、コラーゲンの生成が抑制され、傷口の余分なコラーゲンは体内に吸収され、ケロイドの症状が治まっていきます。

服用方法

生活制限

1日3回食後に服用して下さい。

特に制限はありません。

注意事項

◎ 妊娠中・授乳中の方は服用できません。

注射法(ケナコルト)とは

 直接ケロイドに注射して、患部の赤み・硬さを抑えて傷を目立たなくさせていきます。ケロイドが小さく目立たなくなるまで、個人差もありますが2週間に1回のペースで10〜15回程注射します。

治療内容

生活制限

消毒します。
注射します。
消毒します。

特に制限はありません。

治療時間

2分〜3分

切除法とは

 ケロイドの周りを木の葉状に切開し、周りの皮膚を縫い合わせて、傷を目立たなくさせる方法です。傷跡はうすく白い1本の線で残りますが、それより太く・濃く残ってしまう場合もありますが、現在の症状よりは軽減されます。

治療内容

治療時間

消毒します。
デザインします。
局所麻酔します。
ケロイド部を木の葉状に切除します。
ナイロン糸で縫合します。
消毒し離開防止効果のあるテープを貼った上から更にテープで保護します。
当日
患部には触れないで下さい。
2〜5日
消毒しテープ固定
6〜8日
抜糸しテープ保護
1ヶ月・3ヵ月後
定期検診

検診以外でも、ご心配な事がございましたら、対応させて頂きますのでご連絡下さい。

治療時間

生活制限

20分〜30分 (ケロイドの大きさによります)

内容
制限
洗顔

メイク

シャワー

入浴

飲酒

タバコ

スポーツ
特に制限はありません。

特に制限はありません。

患部を濡らさなければ当日から可能です。

抜糸翌日から可能です。

1週間は禁酒です。

治療直後はお控え下さい。

1週間は禁止です。

Q&A

体質は関係ありますか?
生まれつきの体質によるものが多いです。
ケロイド状にならないためにはどうすれば良いですか?
傷を作らない事が1番ですが、怪我や火傷をしたら、すぐ病院へ行き治療する事をお勧めします。
ケロイド状になりやすい部分はどこですか?
胸・背中の上部・二の腕・耳裏などです。
治療に痛みはありますか?
切除法は局所麻酔をする時だけ少し傷みがあります。注射はケロイドの状態にもよりますが、硬い所に注射するので痛みが強い場合があります。
切除法をした後、どの位で傷は落ち着きますか?
ケロイドの大きさにもよりますが、3ヶ月程かかります。
注射と内服薬の併用は可能ですか?
併用する事により、より効果が高くなります。
注射や、内服薬で傷は無くなりますか?
注射や内服薬の治療をする事により、ケロイドの硬さ、赤みを抑えて、傷を目立たなくさせるものなので、傷が無くなるわけではありません。

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