【シミの原因-予防-治療法】 | 埼玉の美容外科 大宮中央クリニック

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【シミの原因-予防-治療法】

2023.05.26 |

シミとは、皮膚にメラニン色素が沈着することでできる色素斑です。

シミには様々な種類があり、原因や特徴、予防・対策法、治療法も異なります。

 

【シミの種類・見分け方】

 

✅老人性色素斑(日光性色素班)

老人性色素斑は、加齢や紫外線によってできる表皮に存在するシミ。

茶色から黒色で境界がはっきりしています。顔や手、腕などにできることが多く、30代以降に増えていきます。紫外線対策や美白化粧品、ピコレーザー治療、内服薬、美白化粧品などが有効です。

 

✅炎症後色素沈着(PIH)

炎症後色素沈着は、火傷やニキビなどの肌の炎症が原因でできるシミ。

色ムラがあり輪郭がぼやけています。炎症した部分にできることが多く、年齢に関係なく発生します。時間が経つと薄くなることもありますが、外用薬、美白化粧品が効果的です。

 

✅肝斑

肝斑は、ホルモンバランスの乱れや紫外線が原因でできる表皮に存在するシミ。

頬骨や口周り、おでこなどに左右対称で薄茶色から茶褐色で輪郭がぼやけています。30代から40代の女性に多く見られます。ピーリング、リバースピール、ピコトーニングや内服薬などが有効ですが、レーザー治療は逆効果になることもあります。

 

✅そばかす(雀卵班)

そばかすは、遺伝的要素が強い表皮に存在するシミ。

小さな斑点のように鼻や頬に散らばっています。夏は濃くなり冬は薄くなることもあります

幼少期から思春期にかけてよく見られますが、大人になると薄くなったり消えたりすることもあります。レーザー治療やフォトシルクプラスなどが有効です。

 

✅後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)

後天性真皮メラノサイトーシスは、皮膚の深い層、真皮層に存在するシミ。

灰色や青みを帯びた褐色で米粒大ほどのシミが頬の辺りに左右対称で現れます

20代から見られることが多く、治療法はピコレーザー治療のみです。

 

✅脂漏性角化症

脂漏性角化症は、色素班から始まることがが多く、皮膚の老化によりできるシミのようなイボ。

褐色~黒色でイボ状に増殖、表面は少し盛り上がっています

40代から60代に多く見られます。エルビウムヤグレーザー治療などが有効です。

 

【シミの原因】

 

紫外線や加齢

 

  • 紫外線は、皮膚の色素細胞を刺激してメラニン色素を過剰に生成させます。

メラニン色素は、肌の新陳代謝で排出されるはずですが、紫外線のダメージが蓄積すると、排出が滞ります。

その結果、メラニン色素が皮膚に残ってシミとなります。

 

  • 加齢によるシミは、肌の新陳代謝が低下することで起こります。

肌のターンオーバーが遅くなると、古い角質やメラニン色素が剥がれ落ちにくくなります。

そのため、皮膚に色素が蓄積してシミとなります。

 

【シミの予防策】

 

✅紫外線対策

 

日焼け止めや日傘、帽子、サングラスなどで紫外線を遮断する

 

✅肌の保湿

 

肌の乾燥は新陳代謝を低下させる原因になりますので、化粧水、美容クリームなどで肌をしっかり保湿する

 

【シミの治療法】

 

基底層より浅い表皮にメラニンががある場合、褐色や黒褐色にみえ、ターンオーバーによって排出される為、ターンオーバーの正常化で薄くすることが可能です。

逆に、基底層より深い真皮層にメラニンがある場合、灰色や青みがかってみえ、ターンオーバーで排出できない為、高出力のレーザー治療になります。

 

✅レーザー治療など・・・ピコレーザー・ピコトーニング・フォトシルクプラス

 

✅ピーリング治療など・・・シャイニングピール・ケミカルピーリング・マッサージピール・リバースピール・イオン導入

 

✅内服薬・・・トランサミン錠・トラネキサム酸錠・各種ビタミン剤

 

✅外用薬・ホームケア・・・TAローション・TAクリーム・シスペラ・リバースセラム・ナリシングクリーム

 

≪≪しみ・美肌治療の詳細はこちらから≫≫

患者様への貢献を第一に、
全手術担当医である私が責任を持ちます!
日本美容外科学会認定専門医/麻酔科標榜医
<Profile>
1998 日本大学医学部 卒業
1998 日本大学病院 勤務
2001 中央クリニック 入局
2004 大宮中央クリニック 院長就任
<所属学会>
日本美容外科学会
日本レーザー治療学会
日本毛髪科学協会
日本麻酔科学会
日本医学脱毛学会
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